『金プラ講座』page 10
みなさんおはようございます。
前回までダイヤモンドについて、お話ししてきました。
宝石の代表格.... ダイヤモンド。
そしてルビー、サファイア、エメラルド
様々な種類があり、聞いたことがある
ものも数多くあることでしょう。
これらを宝石とまとめても
どれも硬度、比重、光の屈折率などの数値、
またそれぞれの鑑別方法は異なります。
一例ではありますが紹介しましょう。
⭕ダイヤモンド
特徴:地球上最大硬度の天然物質
硬度を示すモース硬度最大10に値する。
誕生石:4月
鑑別方法:ダイヤモンドの品質を知るためには、
4C指標を知っておきましょう。
4C:カット、カラー、カラット、クラリティ
☆カットとはダイヤの形状のことと、よく勘違いされますが、宝石カッターの技術がいかに正確で美しいかということ。カットバランスの良いものからランクがあります。
excellent(最良)
▽▽▽▽
verygood
▽▽▽▽
good
▽▽▽
fair
▽▽▽
poor
以上5段階となります。
☆カラーとは、一般的にはダイヤモンドは、
無色透明と思われがちですが実際にはほんのりと、
黄色味をおびています。
最高ランクから言いますと、
D、E、F、G、H、I、J、K.... .... Zまであり、
NからZは、ヴェリーライトやライトブラウンなど
と呼ばれています。
☆カラットとは、宝石の重さを示す単位であり
1ct(カラット)=0.2㌘となります。
☆クラリティとは、透明度の表示基準値です。
内包物の重さにより評価されます。
10倍以上のルーペでひび割れや不純物が見つからなかったものは、『flowless』『FL』=無傷と呼ばれ最高ランクとされています。
最高ランクから言いますと、
FL、IF、vvs1、vvs2、vs1、vs2、si1、
si2、i1、i2、i3とされています。
ダイヤモンドは、ギリシャ語で『征服できない』を
意味します。日本名では『金剛石』か『金鋼石』と
言われます。固く壊れにくいという意味です。
しかし、ダイヤモンドといえば、
なんといってもあの輝きですよね。
輝きには3つの種類があります。
⭕ディスパーション
プリズム効果による虹色の輝き
⭕シンチレーション
表面反射によるチカチカした煌めき
⭕ブリリアンシー
内部の光の純白で強い全反射
この3種類の光が合わさって重層的な
煌めきが生まれるのです。
ダイヤのカットデザインも教えます。
これがよく見られるカットデザインとなります。
長くなるので一度page を終わります。
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